VSCodeでVBを実行する方法を調べるとC++やC#の実行方法が多くヒットします。
仕事の関係でVBを実行したく、実験しながら方法を調べました。
今回はVBのビルド方法をまとめ、VSCodeを使う方法は次回にまとめたいと思います。
※仕事はWindows、ブログはChromeBookなので、キャプチャ画像がないです。用意できたら更新したいとは思います。
経緯
仕事でVBアプリの開発をしていますが、今の御時世なので我社でもときどきリモートワークができるときがあります。
会社では開発用PC(スタンドアロン)を使用していますが、リモートワークで使用するPCはそれに比べると非力です。
リモートワークでもVBをビルドしたくて方法を調べました。
方法
簡単に結論を述べると、作りたいアプリの種類によって、以下の2つの実行ファイルでビルド(コンパイラ)することが出来ます。
- vbs.exe
- MSBuild.exe
vbs.exe
Microsoft .NET Framework4.xがインストールされていれば、以下の場所にあるはずです。
C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319
もしくは
C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319
※v4.0.30319:インストールされているバージョンによって変わります。
引数にソースファイル(*.vb)を指定して実行すれば、ソースファイルを同じ場所にexeファイルが作成されます。
コンソールアプリなどはこのやり方が簡単で早いかと思います。
MSBuild.exe
vbs.exeと同じ場所にあるかと思います。
引数にプロジェクトファイル(*.vbproj)やソリューションファイル(*.sln)を指定して実行すれば、exeファイルが作成されます。
GUIアプリなどはこのやり方となると思います。
注意点
ビルド(コンパイル)するにあたってVisualStudioと異なる注意点があります。
- 「System.〜〜」などを省略するとエラーとなる。
- コメントの位置に気をつける
⇨ソースコードを改行している場合、途中にコメントがあるとエラーとなります。
VisualStudio上だとエラー等もなく気にせずコーディングできますが、コンパイラ等を使用するとフォローされていないので、エラーとなって修正が大変です。
まとめ
VBをVisualStudioを使わずにビルド(コンパイル)するには、以下の実行ファイルを使用します。
- vbs.exe
- MSBuild.exe
オプション等はMicrosoftの公式情報等をご覧ください。
まだ私も多用していないので、イジることができるオプションに詳しくないのでご理解いただければと思います。