Windows11にアップデート後、スタートメニューのアプリ一覧からいつものショートカットを開こうとすると・・・
いつもならグループ＞アプリ名と選べるはずが、グループがない！！
よくよく探すとグループがなくてアプリだけ見つかりました。
何が起きたかわからず、いろいろと動作を確かめてみました。
経緯
冒頭に記載したとおりですが、Windows11にアップデートした後でアプリ一覧を見てみると、今まであったグループがなく、アプリだけが一覧の別の場所にありました。
結論を簡単に述べると、発生条件は以下のとおり。
- OS：Windows11
- グループ内のショートカット数：1つ
下記の例のようにグループ名とアプリ名のイニシャルが大きく違うと、表示場所が全然違うので見失ってしまいます。
- グループ名：aiai ⇨ イニシャル：a
- アプリ名：和歌 ⇨ イニシャル：わ
動作確認
Windowsにインストールしてアプリ一覧に表示されるアプリは、以下のフォルダにショートカットが格納されています。
- 全ユーザー使用可能：C:¥ProgramData¥Microsoft¥Windows¥Start Menu
- 各ユーザー使用可能：各ユーザーフォルダのAppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥Start Menu
今回は全ユーザーが使えるフォルダで確認しました。
作成されたグループフォルダ(グループ名：aiai)内に、以下のパターンでファイルを格納してアプリ一覧にどのように表示されるか確認しました。
- パターン１：ショートカット×１つ
- パターン２：ショートカット×１つ ＋ PDFファイル×１つ
- パターン３：ショートカット×２つ
※ショートカット名：和歌、了真耕
※PDFファイル名：ブログ
確認結果
結果は以下のとおりでした。
- パターン１：アプリ一覧に「和歌」のショートカットが表示される。
- パターン２：パターン１と同様の結果
- パターン３：グループ(aiai)が表示される ＋ グループ内にショートカット×２つが表示される。
まとめ
Windows11では、グループ内にショートカットが２つ以上存在しないと、グループフォルダがアプリ一覧に表示されないようです。
これがWindows11の仕様変更なのか、はたまた不具合なのか。特に公式な情報は私の調べた範囲では見受けられませんでした。
グループフォルダ内にショートカットが１つだけというのがあまり一般的ではないのかもしれませんが・・・。
